介護職員基礎研修のよくある質問 実施要綱や講座

介護職員基礎研修が進む少子化・高齢化社会対策として創設されたのは平成18年。増加する一人暮らしの高齢者、認知症などの問題を見越して介護職員基礎研修は介護職員の専門性を高めるために作られた研修制度です。介護職員基礎研修は施設介護、在宅介護に関わらず大きな包括的に介護を網羅し、介護サービスに従事する職員共通の研修としてスタートしています。介護サービスは今後ますます専門性を高める事が望まれており、また介護職員基礎研修修了者を中心とした介護サービスのシステム化を進捗する事を目指しています。実施要綱や講座内容、課程の見直しなどは時代の背景を反映して見直しが繰り返されており介護職員基礎研修の趣旨である介護の質の向上に向けてテキスト編纂も活発に進んでいます。介護職員基礎研修の実施要綱では、研修の実施は各都道府県が指定する事業者が実際の研修を実施、講座やテキストの見直しに関しては厚生労働省を頂点とする審議が行われています。平成19年末の段階で介護職員基礎研修を実施している事業者は全国134、29都道府県に存在しています。実施要綱や講座、課程、テキストの詳細はどは各自治体担当部局に情報を求めるようにしましょう。

介護職員基礎研修 実施要綱や補助制度

介護職員基礎研修のカリキュラムは講義・演習が360時間、実習140時間の500時間と定められています。但し介護職員基礎研修実施要綱では、既に1級や2級のホームヘルパー資格取得者・実務経験のある人を対象に介護職員基礎研修講習時間の減免制度があり、例えば1級ホームヘルパー資格者で実務経験1年以上の場合は介護職員基礎研修は60時間で修了、実務経験1年未満の場合は200時間で修了となります。また、介護職員基礎研修の補助制度ですが、教育訓練給付制度の対象になる場合がありますから調べてみるといいでしょう。雇用保険被保険者資格3年以上の場合は介護職員基礎研修講座にかかる費用の相当額が補助の対象になる場合があります。厚生労働省ではホームページで情報公開を行っていますので介護職員基礎研修講座に参加する前に確認しておくといいでしょう。こうして介護職員基礎研修講座を無事に修了すると、介護老人福祉施設や訪問介護を職業として行う事ができるようになり、また、介護職員基礎研修講座の修了者は介護サービスの中心的な役割を担う為、サービス提供責任者となる事ができます。

介護職員基礎研修講座 他の資格との関連は?

介護職員基礎研修講座は介護サービスの質的向上を趣旨としているわけですが、他にも国家資格である介護福祉士やホームヘルパー資格研修などが同様の目的を持っています。これらを介護職員基礎研修講座とあわせて履修ないし取得する事で介護サービスの質的向上についてより深く学ぶ事ができます。介護職員基礎研修ではこうした考え方に基づいて、ホームヘルパー資格を既に取得している人を対象にした講座時間数の減免制度が実施要綱に盛り込まれているわけです。また介護職員基礎研修でよく質問にあがるのが訪問介護員要請研修との関係ですが、これは今後数年(めどは平成24年頃)の内に統合整理される方針が出されています。介護職員基礎研修講座は高齢化・少子化する社会の介護のエキスパートとして今後の活躍が期待される資格なのです。介護職員基礎研修の課程や講座内容、実施要綱に関しては各都道府県の担当部局に問い合わせるようにして下さい。

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